それいけ高齢ネコ

言ってはいけない 嬉しすぎる真実

ちょっとしたジレンマに陥っている今日この頃だ。 そもそもブログを始めた最大の目的は、飼い猫のコトを書きたかったからだ。 本当だったら、ウチの飼い猫は年寄りで病気ばっかりでお世話がけっこう大変!でも色々と工夫してお世話しちゃってます…ちょっと写…

老猫2匹のトイレの場所を移動した話。

天に星 地には花 思春期の男子に1人部屋を ムスコに部屋を明け渡すことに決めた。 キッカケは骨折だ。 骨折したために、中学校まで送迎することになり、そこで初めて、 ーもはや、おとーさんとベッドをくっ付けて、お隣で寝かせているお年頃ではとっくにない…

六十二、繊維反応性腸疾患の猫にサイリウムをあげてみた話。

先日、フレンチブルドッグのグーちゃんのブログにすっかり洗脳され、購入したサイリウム。 同じ繊維反応性腸疾患なのだから、じいさん猫にも効いてくれるのではないか。 そう期待した初日、とても良い便だったのである。 これはひょっとして、一年数ヶ月あれ…

猫のキャラ変にとまどっているという話。

最近、頭の中でイメージしているチビデブおばさんの姿と、鏡で見る自分の姿があまりにも酷似し始めており、もうホラー以外の何物でもない。 動くとコミカルな感じ。 恐怖でいっぱいである。チビデブおばさんの侵略。 - onoesanとなんやかんや。既に精神も乗…

六十一、サイリウムの効果の程が気になるという話。

年明け間もないうちから早速いつもの下痢になってしまったソルだったが、食物繊維豊富なダイエット用の療法食を食べているうちに回復した。六十、今年もこの老猫は相変わらずだという話。 - onoesanと猫と保育となんやかんや。…と思ったらコレが大間違いだっ…

ココから先には入らないで、という話。

パーソナルスペースというモノは、0才クラスのお子さまたちはおろか、老猫にもあるということを、一緒に過ごしていてつくづく感じている。 そしてさらに、パーソナルスペースの広さに関しては、女の子の方が、相手との関係性に、より大きく依存するというこ…

六十、今年もこの老猫は相変わらずだという話。

ここ1週間くらい、猫コロナの時のような下痢が続いているソル。 往年の頃は、8キロ近い体重を誇っていた。 父が可愛がっていたインコのピーちゃんに襲いかかり、病院送りにしたこともある。 (ピーちゃんは入院したが復活し、天寿を全うした。) 何が言いた…

五十九、今年最初の動物病院に行ってきた話。

怒涛の体調不良ラッシュによる病院通いを繰り広げているソル。果たして年末年始の休診期間中に、体調を崩さずにいてくれるだろうか。救急には行きたくないな…。 と、色々心配していたけれど、意外にも何事もなく10日間近くを過ごしてくれたのだった。 「ソル…

ネコはキライだったという話。

小さな頃から犬が大好きだった。 今も動物病院に行けば、犬の患者さんたちを舐めるように物色してしまう。 もしも自分の飼っている大型犬のカラダに顔をうずめられたら、どんなにか幸せだろう。 華奢でクリクリとした目、赤ちゃんそのもののような小型犬の振…

ずっと父のそばにいなければ、と思った話。

慢性腸症と繊維反応性疾患、それに、膀胱および腎臓結石を患っているソルの食べるモノについては、もうとんでもなく大変な思いをしている。六、ごはんスト。こじらせ編 - onoesanと猫と保育となんやかんや。 体調を崩さないように、数種の療法食や薬を、微妙…

五十八、まさかの年越しが目前に迫った老猫の話。

今年のソルの病歴、治療歴はザッと以下のとおりだ。慢性腸症 繊維反応性疾患 胃腸炎 膀胱炎 膀胱結石 腎臓結石 結膜炎 ニキビ ハゲ 猫コロナ 尿路閉塞5回と膀胱切開 角膜穿孔寸前の潰瘍 認知症実際、何度、もうダメかなと思ったことか。 何度、真剣に安楽死…

猫に軍配があがること。

ベットの早慶、トップに君臨して絶対的地位を確立している犬と猫。 どちらも魅力が満載だが、猫には決して犬にはマネできない抗い難い魅力がある。 実際に飼ってみて、初めて知った。 抱き心地だ。「百万回生きた猫」を著した佐野洋子さんも著書で書いていた…

五十七、そして再び開眼。安定の底力を見せつけた老猫ソル。

右眼に出来てしまった潰瘍が悪化してしまった老猫ソル。五十六、老猫に点眼三昧の日々。 - onoesanと猫と保育となんやかんや。このままだと角膜穿孔と言って、角膜に穴が開いてしまう病気となってしまうと言われた。そのため日夜、点眼に励む日々だったが、…

五十六、老猫に点眼三昧の日々。

五十五、再びエリザベスカラーの老猫 - onoesanと猫と保育となんやかんや。結石による尿路閉塞のため、膀胱切開の手術をした老猫ソル。退院して薬漬けの日々を乗り越えて、なんとかエリザベスカラーを外すことに成功した……………その数日後に、目に潰瘍が出来て…

五十五、再びエリザベスカラーの老猫

五十四、抜糸が済んで活気を取り戻した高齢ネコの話。 - onoesanと猫と保育となんやかんや。先日、無事に抜糸を終えて、懸案事項だったエリザベスカラーを外したのに、わずか1週間もしないうちに再び付けなければいけなくなった。—なんてこった。右目がちょ…

五十四、抜糸が済んで活気を取り戻した高齢ネコの話。

抜糸までの1週間は、ソルも私もそれは大変だった。その原因の9割は「エリザベスカラー」だ。下痢便の子とエリザベスカラーの相性は、煎った銀杏に熱燗ではなくワインを合わせようとするくらい最悪だ。しかし舐めて欲しくないような患部がある犬猫にとって、…

五十三、(猫の)退院後の療養生活が、専属看護師(私)と共にスタートした。

この1年間、奴隷、コック、メイド、掃除婦などなど様々なステータスを踏んできたが、今回は看護師だ。看護師は前にもやったことがあるが、今回のミッションは、退院後の高齢のおじいさん(猫)の全面ケアである。 退院後、と付く所が新しい。帰宅してソルが…

五十二、老猫が退院して帰宅した。

「よせば良いと思ってたのに、手術しちゃったんだねえ…」電話口で母は嘆いた。ほんと、そのとおり。総計30万超えで苦労を買ってしまった。でもね。 いつも診てくれてる優しい先生に、 「飼い主さんが安楽死を決めていいわけじゃないんですよ!」 とか、けっ…

五十一、退院して万々歳というわけには全くいかない14才オス猫の話。

動物病院から電話があり、夕方迎えに行くことになった。 ソルを迎えてから一年。思えばこんなに通い詰めた病院はここが初めてだ。待合室で待つこと30分。ケージに入ったソルが出てきた。 運んできてくれた看護師さんはケージ以外にも何やら色々入った袋を下…

五十、膀胱切開の手術で石を3個取り除いた老猫の話。

手術が無事に終わったと病院から連絡が来た。 カテーテルを外して自力で排尿できれば退院とのことだった。私はまたしても、今それ聞く?という雰囲気に怯むことなく、合計金額を聞いた。 24万3000円とのことだった。 想定していたはずなのに血の気が引いた。…

四十九、老猫の退院前なのに心配するどころか文句が止まらなくなってしまった飼い主(私)

休診日にも関わらず、病院から電話があった。「実は良くないお知らせがありまして…」言われなくても、タイミングからして絶対に良くないお知らせである。 というか、内容は聞かなくてもわかった。「昨日、無事に膀胱に押し戻せた小さな石が、また尿管に落っ…

四十七、生かすべきか、安楽死か。答えが出せた。

その夜。・一度しか行ったことがない動物病院に行って、安楽死の処置をしてもらうのか。・かかりつけで切開手術を受けるのか。もし安楽死を選ぶのなら、次に閉塞してからでは間に合わない。明日、連れ帰ってそのまま、処置をお願いしに病院に向かわなくては…

四十五、4度目の尿路閉塞で入院することになった話。

病院から帰宅してわずか3時間足らず。 3時間前に見た光景とまるで変わらない姿がトイレにあった。…また詰まった。 時刻はまだ夜の9時である。ああ。結局のところ今夜もまた、ろくに眠れない一夜を過ごさなければならないのか。 疲れが全身を襲う。 とは言え…

四十四、帰宅してすぐ。夜の始めに4度目の尿路閉塞。

朝、受診し、夕方には3度目の尿路閉塞を起こしてまた受診した。 幸い、土曜の夕方の割に病院は空いていて、すぐにカテーテルで処置してもらえた。「よく気がつきましたね。そんなに膀胱はパンパンになってなくて、カテーテルもすぐに通りました。」 とのお言…

四十三、3度目の尿路閉塞。病院尽くしの日々。

2度目の尿路閉塞が、かかりつけの病院が休診の時に起きてしまって以来、先生に言われたスパンで真面目に病院に通うようになった。皮下点滴を受けること1週間、土曜日はルナの定期検診日と重なったので、午前の診療開始時間に合わせて、2匹を入れたケージを2…

四十二、かかりつけの病院でも猫の安楽死について聞いてみた。

初めての病院で、鎮痛剤を打って尿道カテーテルの処置をされたソル。 翌日は、早速かかりつけの先生のところへ行き、昨日の病院で渡された血液検査の結果を見せながら、ことの顛末を話した。その間、ソルは昨日とはまるで別猫のようだった。 いつもの獣看護…

四十一、猫の安楽死について聞いてみた。

病院に着くと急患の猫がいて、だいぶ待たされることになった。急患と言ってもソルのように深刻な病気ではない。いや、深刻には深刻か。 太り過ぎでおデブなのに、体重を考えることもなく高所から飛び降りて脚を骨折したとのこと。覗いてみれば確かにでっぷり…

四十、尿道カテーテルの処置費用に虚脱感でいっぱいになった話。

10時頃に病院を出て、2時間後の12時頃だった。家で待っていても何も手につかないだろうと、買い物に出た帰り道、病院から、「カテーテルが終わって麻酔も切れてきたのでお迎えに来ても大丈夫です。」と電話が入った。金額をざっくり教えて欲しいと言うと、さ…

三十九、尿路閉塞の話。かかりつけ休診で別の病院へ駆け込んだ。

夜中に時折り様子を見ながら、寝たのか寝てないのかよくわからない夜が明けた。ソルは相変わらず、時々トイレにこもっては苦しそうにいきんでいる。それでも目には力があったし、嘔吐も血尿もなかったため救急には行かずに済んだ。昨夜、目星をつけた近隣の…

三十八、尿路閉塞から数日後。痛恨の判断ミスをした話。

かかりつけの病院は水曜日が休診だ。だから、月曜日か火曜日に来るように言われた私は、火曜日の夕方の診療時間に行こうと考えていた。しかしそれまでの3日間、ソルのオシッコはちゃんと出ており、変わったところも全くなかった。そして夕方というのは主婦に…