四十四、帰宅してすぐ。夜の始めに4度目の尿路閉塞。

朝、受診し、夕方には3度目の尿路閉塞を起こしてまた受診した。
幸い、土曜の夕方の割に病院は空いていて、すぐにカテーテルで処置してもらえた。

「よく気がつきましたね。そんなに膀胱はパンパンになってなくて、カテーテルもすぐに通りました。」
とのお言葉。

本当に気づけて良かった。
あのまま気づかずに診療時間を過ぎてしまっていたら、また眠れない一夜を過ごすところだった。

でも既にもう10日間の間に3回詰まっている。

先日、かかりつけが休診日の時ににかかった病院だったら、とっくに手術を言い渡されているタイミングだ。(そして手術は老齢に負担が大きく、経済的な負担も大きいため、またしても安楽死を考えていたかもしれない。)

「万が一、今夜また詰まるようなことがあったら救急に行った方が良いのでしょうか」

エリザベスカラーをして、明日の診療時間に来てもらったら大丈夫です」

結果的に、この会話をしておいて本当に良かった。この会話をしていなかったら、大変な夜が輪をかけて大変になるところだった。

そう。結局すぐにまた詰まったのだ。
本日2度目、計4度目の尿路閉塞だった。