五十八、まさかの年越しが目前に迫った老猫の話。

今年のソルの病歴、治療歴はザッと以下のとおりだ。

慢性腸症
繊維反応性疾患
腸炎
膀胱炎
膀胱結石
腎臓結石
結膜炎
ニキビ
ハゲ
猫コロナ
尿路閉塞5回と膀胱切開
角膜穿孔寸前の潰瘍
認知症

実際、何度、もうダメかなと思ったことか。
何度、真剣に安楽死を検討したことか。
四十七、生かすべきか、安楽死か。答えが出せた。 - onoesanと猫と保育となんやかんや。

そして、今年一年で一体いくらかかったのだろうか…(本当に計算してしまうと立ち直れなくなりそうなので考えることを放棄。)

で、今。

ひどい下痢で体重もすっかり落ちたけれど生きている…。

生きているどころか、今朝も朝イチで布団に乗っかってきての「ハラヘッタ。ちょーだい、ちょーだい」のポーズは、以前の得意げな感じから、若干偉そうにすらなってきている。

二、怒涛の動物病院通い。 - onoesanと猫と保育となんやかんや。

なんなんだ一体。

体調の波が激し過ぎる。

来年もこんな感じでやっていくつもりでいるならば、本当に勘弁してもらいたい、と思っている。

とりあえず年末年始の休診中は何も起きませんように。
頼むよ本当に、と言い聞かせて、祈るばかりなのである。