onoesanと猫と保育となんやかんや。

〜おいぼれ猫たちとの日々と、あれやこれや〜

育休中のリスキリングを後押しする発言にクダを巻く話。

酔っ払うとくだを巻きたくなる、ってよく言いますが、私は今酔っ払っている。


なおかつ、もう長いこと誰とも飲みに行っていない。


もう最近は、酒屋さんに行って幸せそうに物色しているヒトを見かけると、なぜ我々はこれから一緒に飲むことが出来ないのでしょうか、と悲しい気持ちにさえなっている。


だからせめてこの場をお借りし、クダの方だけは巻かせてもらえたらと思った次第です。


日々それはもう、あらゆることにイライラしている。更年期なので。


そうして、言わなくて良い余計なことを口にしては、ヒトの気持ちを害して後悔先に立たずな日々を送っている。


そんな愚かな私に言われたところで痛くも痒くもないだろうから、安心して言うことができる。


ここ最近で私が最も、このテーマなら無限にクダを巻けるな…と感じたのは、育休中のリスキリングを後押しするという首相の発言だ。


本当になんていうか"キングオブザ余計な一言だな…"と思っている。


炎上したかったのだろうか。


ケンカを売りたかったのだろうか。


そんなことをして何の得があるのだろう。


意図を図りかね過ぎるので、コレをみんなに言っちゃいましょう!となった流れをすごく知りたい。


つい言っちゃったのだろうか。


そうだとしたら、私もつい言っちゃう性格だから、やっちゃったね…と慰めてあげたい気もする。


でもそうじゃなかったとしたら、コレを一番言っちゃいけない立場なのわかってる?と言いたい。


第一、良い機会だからリスキリングしたら?(税金で)応援するよ!などという、上から目線が気に食わない(酔っ払っています。)


本当なら、個人に何ら落ち度がないのに、これだけ育児環境の不公平が不公平なままに個人にのしかかっている現実に恥じ入るばかりです…っていう風でも良いんじゃないの?と。


そう言ってくれたら、
「いやいや、ほんとこーゆーの考えるのってすごく大変だと思うし、立場が上になっても、申し訳ないって思えることこそが尊いと思います。」
と、返事ができる。


政治はやっぱり、たとえ建前だけだとしても、公平で、社会的に不利な人には優しくあって欲しいと思う。


この発言で悲しくなったり傷ついたり、息苦しくなったりしたヒトがいたとしたら、その人たちが現在置かれている現状は、どちらかと言ったら社会的に弱者の側ではないのだろうか。

もしくはもう十二分に頑張っている人たちではないのだろうか。


だいたい、勉強したい人、しなきゃヤバイと思ってる人は勝手にする(せざるを得ない)。

財源に余裕があるからさ〜、と言うのならば、そういう勤勉な人にも支援してあげて良いと思う。

(でもそんなコトを政治家に言われたら、やるぞ!って思っていた人も、やる気がなくなる可能性もある。
"今、やろうと思ってたとこなのにアンタに言われたらやる気失せたわ〜"と。)


実際は、やれるわけがない状況の人がほとんどで、そういう大多数の人たちは、

「勝手なコトを分かってないヤツが言いやがって。」

と腹を立てて終わりだろう。


そして、子どもが欲しいけれど恵まれないヒトからしたら、

「なんで産めたヒトばかりが優遇されるんだろ…?」

と悲しくなり、育休復帰後にますますギスギスしてしまうかもしれない。


また、子育ては勉強の片手間に出来るものなのかという話。


広い世界を見渡せば、あらゆる条件が美しく整った結果として、片手間で育てられる人も実際にいる。
すべてではないが、ほとんど運だと思う。


保育士として多くのお子さまと関わらせて頂く中で、"育てやすさ"の差というものは、これはもうとんでもなく歴然とある。

育てるのにたくさんの時間と労力を必要とするお子さま、ほとんど勝手に育った、と言うくらいスクスク育ったお子さま、本当に色々なのだ。


そこにご両親の落ち度なんてこれっぽっちもない。たまたま持って生まれた気質である。


もちろんお子さま一人一人のすばらしさや輝きは何一つ変わらず、まさしく、みんな違ってみんないい、一人残らず漏れなく宝物である。


でもADHDアスペルガー等は慣れるまでは戸惑うことがたくさんある。


常に酸素ボンベが必要で、ハイハイする時にはタンクをそばで持っていてあげなければならないお子さまだっている。


そこまでじゃなくても一見健康そうに見えても病気を抱えて頻回の通院を余儀なくされている人なんてたくさんいる。


また、総じて男の子の方がすぐに熱を出すし、ケガも多い。


さらには親子の相性もあるし、環境の面から言えば、祖父母世代の精神的、経済的支援はかなり大きな鍵を握る。


初孫を手ぐすね引いて待っていた、まだ若いがリタイアした裕福な祖父母が近所に住んでいる人もいれば、反対に、そういった存在が皆無どころか、家に帰ってこない旦那の借金もあれば介護もしている。
でも双子で、上にもう一人います、みたいなヒトも実際にいる。


産休も育休もとれない労働環境にいる人だっていくらでもいるし、そもそも体力があまりない人、
高齢出産した人の中には、育児だけで限界という人がいて当たり前だ。
そういう人が無理をするとろくなことはない。


簡単に触れてはいけないところに安易に触れちゃったな…と、ひとり苦々しく日本酒を飲んでいる。


どうでもいいけど、乳幼児のいないおまえこそ、クダなど巻いている暇があったリスキリングしろ、という心の声が聞こえてきた。

理性がまだ消えていない。
もう一杯おかわりをしても大丈夫だろう。


ところでチビデブおばさんは、勉強するくらいなら歌舞伎せんべいを食べながらドラマを観たいタイプだし、最近夜遅い時間まで起きていられないので、もう寝ているのだった。

チビデブおばさんの侵略。 - onoesanと猫と保育となんやかんや。