仲間意識はムズカシイという話。

読んでくれる方がいたからブログを頑張って続けてこられました…と、読者登録した方のブログに書いてあった。


本当にその通りだと思う。


記事を公開している人は、ほとんど皆さんそうかもしれない。


誰かが見ていてくれると思うと頑張れる、という側面は本当に大きい。


そういった心理や、仲間意識、個々の責任感などを活用することで目的達成、モチベーションの維持を後押しする有名なアプリ「みんチャレ」。


言わずと知れた、知らない人同士5人でチームを結成し、同じ目標に向かって互いを励まし合い、切磋琢磨することで物事の習慣化を目的とするアプリだ。


何年も前から興味はあって、無料のアプリはとっくにインストールしてあった。


しかし、時折りチームを物色するもののチームの数が膨大すぎて絞れなかったことと、いざとなると躊躇してしまったために結局のところ一度も参加せずにいた。


それが、ここ数ヶ月の間、はてなスターをポチポチと日々押したので、押すという行為に慣れたのかもしれない。


とうとう「参加」ボタンを初めて押すことができた。


半月前、チビデブおばさんが体内に発生してから3週間とちょっとの出来事である。

とうとう、この日が来たという話。 - onoesanとなんやかんや。


入ったのは、チビデブおばさんにふさわしく、

「1日1回、少しでも良いから運動しよう。」

というチーム。


運動の内容は、スクワットでも腹筋でもジョギングでもHEETでも何でもOK。


お仲間に加えて頂き、毎日、報告し合い讃えあうようになった。

「頑張ったね!」
「すごいよ!」
「おつかれさま!」

などのスタンプをお互い送り合う。


その結果として半月の間、一度もサボることなく運動をすることができた。


なんて素晴らしいアプリ。


ただ最近、このチームに不穏な空気が流れている。

「毎日頑張ってるけれど、ちっとも痩せません。」

「腰が痛いのでついつい布団に戻っちゃいました。」

「夜、ミカンを食べてるウチに、忘れてそのまま寝ちゃいましたー。エヘッ(絵文字)。」


などである。


私はここで初めて皆さんの年代をチェックした。


そうしたところ全員が50代で、まさに「チビデブおばさん出現黄金期」に突入した世代ばかりが集まったチームであった。


何も確認せずに入ってしまった。


が、確かに目標の「1日1回、なんでも良いから運動しよう。」という設定自体、ゆるいマインドを露呈している。


つい最近までは、チーム全体が俄然やる気いっぱいのモードだったので、このまま共に続けていったら気持ち悪いくらいにムキムキになってしまうのではないか、と心配していた。


か、それはまったくの杞憂だった。


むしろ、このまま共に続けていったら、飽きっぽいチビデブおばさんの全員がチビデブおばさんの完成形となり、そのチームの目標は、「夫の体重を超えない」になってしまう可能性がある。

矛盾だらけの毎日だ、という話。 - onoesanとなんやかんや。

今のうちに解散を提案するか、1人で去るか、問題提起するべきか、悩んでいる。