"顔も素性もわからない5人のヒトたちが集まって、同じ目標に向かって毎日励まし合う。"
という習慣化アプリ「みんチャレ」に参加してちょうど1か月が経った。
入ったのは"何でも良いから毎日運動しよう"的な健康改善が目的のチームだ。
仲間意識はムズカシイという話。 - onoesanと猫と保育となんやかんや。
いっときは、始めたばかりの私を除いて全員が停滞モードに入ってしまい、もはや消滅か!?という危機的状況だった。
が、きっと薄着の季節が迫ってきたからだろう。
新しい参加者も入り、今、再び全員がやる気になった。
毎日「エライね!」「頑張ったね!」のスタンプが飛び交っている。
この1か月というもの、赤の他人のメンバーの方々が"やりました"と報告を入れると、欠かさず反応を返してくださり、エールを送り続けてくださった。
そのおかげで、1日も休むことなく反り腰の改善と下半身を鍛える運動を続けることに成功した。
1か月、毎日言葉を投げかけ合う赤の他人同士。
こんなことが実現するなんて夢にも思わない時代に生まれたから、幼少の頃の自分がこの世界を知ったら、まさにドラえもんの未来の世界のように感じたことだろう。
生まれ落ちる時代もまた、運だなぁとつくづく思う。
ともあれ私は、ありがたいことに大変な恩恵を被っている。
ブログもそうだけれど、誰からも反応してもらえなかったら絶対に続かなかった。感謝の一言だ。
そして。
ここに来て、明らかに体幹が整ってしまった。
腰痛緩和が最大の目的だったので、"腹筋"をはじめとする他の副産物は全く意識していなかった。
ここ3年くらいの間は、慢性的な腰痛のために全ての運動をサボりがちだった。
洗濯物を取りに階段を登り降りするような"名もなき運動"も、出来る限り少なくて済むように工夫していた。
それが"反り腰改善"などで検索すればプロアマ問わず、さまざまな人の動画が出てくる。
出てきた動画を毎日手を替え品を替えやっていたら、腰痛にならないための豆知識的なものも知らず知らずに蓄積されていった。
そのためなのか、なんだか自分の動き方が勝手に変わった感がある。
ふとした動作に及ぶ時の自分の体の使い方が、意識しているわけではないが、どうも今までとは違う。
あー腹筋が今、体を支えているんだな…と実感する。
50才を過ぎて、若い頃とそこまで変わらない動きをしたいのなら、もう意識的に毎日きちんとトレーニングというものをしないといけないんだ、そういう年代なのだ、ということが今回よくわかった。
そんなわけで毎日サボらずにやっていたら、ちょうど1か月経った今、明らかにおなかがキリッとしてきた上に、両腿の間にうっすら隙間が出来てきた。
体重は変わらないけど。
人間ってつくづく社会的な動物なんだと、みんチャレにしてもブログにしても実感する。
そして、今回のように苦手なことがこんなに続けられるなら、他のチームにも入ってみたくなってきたのだった。
色々探してみる。
試しに、私がなかなか出来ない"床掃除"で検索したら、"床を拭く"という、そのままのチームまであった。
家の掃除って、絶対にやらなければいけない。
でも、誰にも褒めても、気づいてももらえない。
そんなの当たり前だと思っていたけれど、お互いに「頑張ったね!」と言い合うことでまた次の日も頑張ろうと思えるならば素晴らしいし、今日はもうムリッて思っても、他の人が頑張っていたら頑張ろうと思えたりする。
実際に使い始めてまだ1か月だけれど、目下かなりお気に入りのアプリなのだった。