老猫のごはん代が多少高くついても、平和ならそれで良い…そう思うことにした。
老猫とゴールデンウィーク - onoesanと猫と保育となんやかんや。
でも。
せめて卵を産むくらいはしてくれないだろうか。
そう思わずにはいられない。
とうとう一個300円を超える猫缶を1日3缶ペロリと食べてしまいそうな食欲になってしまった。
丸5日間何も食べられず、静脈点滴だった分を取り返そうと思っているのかもしれない。
吐き気どめ、抗生剤、ステロイド、ウロアクト、腸免疫、胃腸の動きを促進する薬を朝晩計6種類も飲んでいる。
"要職についている要猫"というわけでもないから、薬漬けになってまで頑張って生きながらえる必要なんてこれっぽっちもない。
でも気づいたら、こんなことになってしまった。
自分をどこかの社長か芸能人のネコだと勘違いしてしまっているのかもしれない。
目が合うたびに、ハラヘッタ!としつこく拝まれるのがさすがに辛くなり、これで遊んでいろとヒモを投げつけたら長い時間遊んだ。
そのうち、遊び過ぎるとますます腹が減るんじゃないかと不安になってくる。
これ以上は出来ることがないと動物病院から退院してから、まだ10日も経っていない。
どうなってんの。
この缶詰(ヒルズの腸内バイオーム…カリカリだと絶対に食べてくれない)だけを食べている限り、下痢は皆無だ。
「ゆっくり、ゆっくり食べるんだよ」
いくら言い聞かせても、一瞬で食べ尽くすのだった。
あーあ。