チビデブおばさんの軌跡

ゆるんで、たるんで。

私の中でチビデブおばさんが生まれたのは、年が明けて間もない、1月のことだった。 とうとう、この日が来たという話。 - onoesanとなんやかんや。 月日は瞬く間に流れて、とうとう、年の瀬を迎えてしまった。 暑い夏の日々、体重計に乗ることすらサボって怠…

断食で食い意地とサヨウナラ

食い意地が張っていたのは昔からだった。 朝は食欲がないの…と呟きそうな、竹久夢二の描く細身で雰囲気のある女性に憧れていた。 そんな私が、朝ごはんを食べないという取り組みを始めて半月余りが過ぎた。 きっかけはチビデブおばさん。 なんとか痩せて、彼…

おなかのなかにはなにがある

子育て啓発ダイエット。 "啓発"は自己啓発のことだけれど、"啓発"だけの方が語呂が良いのでそうしている。 この3ジャンルは、本屋さんに行くと、星の数ほどのハウツー本が棚を占拠し、うずたかく平積みされている、と私が信じているBIG3。 共通しているのは…

20年ごとの走り込み。

「なんだこれは。みんなが私を応援している…」 初めて浴びる謎の歓声に、若干の戸惑いと溢れる喜びを胸に抱えて、11才の私は歯を食いしばって懸命にトラックを走った。 小学5年生の夏休み直前のことである。 市の陸上競技会の800メートル走に出場する選手を…

13点て。

これも少し前のことになるのだけれど、色々あがいているのに全然痩せない日々が続いていた。 明らかに痩せにくくなっている。これから馬肥ゆる秋まっさかりだというのにどうしたものだろう。 この悩みを持つ人は私だけではない。 雑記ブログを書かれている方…

ブリッジ出来ますか?

酷暑の夏。エアコンの効いた室内で漫画ばかり読み呆けていた私に、チビデブおばさんがお灸を据えにやって来た。onoesan.hatenablog.com 身の危険を感じて、それ以来、とりあえず毎日10000万歩以上は必ず歩いている。 読書(漫画)三昧だった生活を考えたら痩…

サイレント・チビデブおばさん。

しばらく書くことをサボっていたから、あの日から既に半月以上が経っている。 酷暑には絶対いなくなると思って放っておいた。 今年の正月明けに突然現れた、私の中の私。ちびデブおばさん。onoesan.hatenablog.com 梅雨が明けても体内にしぶとく居座り、のさ…

センパイたちに感謝したのだった。

ヒトに自慢できる唯一の能力だった「視力」が、老化ですっかりダメになってしまった。 その事実を先日の健康診断で突きつけられたのだった。老いる楽しみが欲しいという話。 - onoesanとなんやかんや。 もはやヒトに誇れるような良いところなど何一つない、…

老いる楽しみが欲しいという話。

チビデブおばさんは地味に歩を進めている。 先週受けた健康診断で、腹囲を測ってくれた看護師さんは、 「成長しましたね」 そう言ってニッコリ笑った。 これは主人に、主人の20代の頃の体重を超えてしまったことを告白した時の 「おめでとう」 と、少し響き…

節制がムズカシイという話。

腰痛を緩和するためには体重を減らすことも大切なのに、ちっともうまくいかない。 私はガマンしようと思っているのに、私の中に1月10日に出現してしまったチビデブおばさんが、食いたい食いたい、食わないと私が消えてしまう…と、焦って何でも飲み込もうとす…

仲間意識はムズカシイという話。

読んでくれる方がいたからブログを頑張って続けてこられました…と、読者登録した方のブログに書いてあった。 本当にその通りだと思う。 記事を公開している人は、ほとんど皆さんそうかもしれない。 誰かが見ていてくれると思うと頑張れる、という側面は本当…

猫のキャラ変にとまどっているという話。

最近、頭の中でイメージしているチビデブおばさんの姿と、鏡で見る自分の姿があまりにも酷似し始めており、もうホラー以外の何物でもない。 動くとコミカルな感じ。 恐怖でいっぱいである。チビデブおばさんの侵略。 - onoesanとなんやかんや。既に精神も乗…

やる気が突然戻って来た話。

昨日から久しぶりに"やる気"が漲っている。言い過ぎた。 いつもより、ちょっと"やる気"がある。 SNSでデキる主婦たちをうっかり見過ぎたために、どうも自分の中に「オシャレにまで到達しようなんて思わなくていい。せめて掃除をきちんとしなければならない」…

町内会長は引退しても町内パトロールは頑張って欲しいという話。

家からそう遠くない場所に有名私立小学校がある。 雨の日ともなれば、その学校に通う"やんごとないお子さまたち"をお守りするために、壮年の、凛々しい制服姿の男性警備員が何人も現れる。 そうして、信号のある横断歩道や、綺麗に整備された歩道のある通学…

チビデブおばさんの侵略。

男性はよく、 「年を重ねても、心の中には永遠に少年が住んでいる」 などと好意的に言われる。先日の一件以来、とうとう、この日が来たという話。 - onoesanとなんやかんや。私の心の中にはチビデブおばさんが住みついてしまった。おばさんの中におばさん。…

矛盾だらけの毎日だ、という話。

どうしたものか。先日ワタシは、越えてはいけない壁を越えてしまった。とうとう、この日が来たという話。 - onoesanとなんやかんや。越えては行けない壁を越えてしまうことで、正気に戻ろうという荒療治的な作戦、のはずだった。正気に戻るはずだった。本来…

とうとう、この日が来たという話。

正月明け、成人の日の昨日。 ついにその日がやってきた。 ーもうすぐ来るかもしれない。 そう怯えつつも、さすがにいくらなんでもそれはあり得ないだろう…と考えを打ち消して、やり過ごしてきた。 しかしXデーは着実に、近づいていたのだった。 考えるだけで…