2023-01-01から1年間の記事一覧

今年もソル活が始まった。

年が明けてからこのかた、去年と比べたら圧倒的な平穏を保っていたソル。もうすぐ15才の春である。体重は減り続け、今はもうガリガリを超えてペロンペロンだ。 こんなにペラペラなのに、食べることしか楽しみはないだろうに、食べられるものは持病のせいで繊…

どちらも克服したい朝。

寒の戻りの朝と、二日酔いの朝。 どちらの朝も思うことはいつも一緒だ。 毎回あんなに後悔するのに、どうして繰り返してしまうのだろう。 反省と後悔にまみれながら、まるで学習することができないという謎のメカニズムが共通して存在している。 暖かさに惑…

50代にして姉が変わったという話。

今週のお題「変わった」私が「変わった」話ではなく、50代半ばの私の姉が「変わった」という話である。 1年くらい前からだ。 月に一度くらいのペースで、朝起きてラインを確認すると10件以上入っている時がある。 見なくてもわかる。すべて姉からである。 夜…

タマちゃんの授業を上回ることはないだろうという話

進級した中学生の息子が、今度の理科の授業はつまらないと言う。 30代独身の男性教師から、40代とおぼしき既婚の女性教師に代わったのだった。 確かに去年参観に行った時の理科の授業は、これが無料で受けられるの?と思うくらいエンターテイメント性に富み…

伝言メモが本人に届いてしまった後の顛末。

今週のお題「メモ」四半世紀以上前の社会人になってまもなくのこと。担当営業の机の上に、取引先の社長からの伝言メモを置いた。それがうっかり社長本人に届いてしまったことがあった。たったそれだけのことなのだけれど、それが起こった前後で、その社長と…

保育園で。4月は試運転という話。

※これはあくまで私の体験談をベースとした話です。保育方法をはじめとする諸々は保育園によって千差万別です。4月の初め、慣らし保育の頃の保育園は、泣き声に始まり泣き声に終わる。 ここで大泣きしてくれた方が、予後というか、その後スムーズにいくことも…

ふたつめは熱帯魚、という話

振り返った時、まるで夢でも見ていたのかというくらい、本来の自分とはかけ離れていることに夢中になった記憶。 ひとつめは阪神タイガース。 トラキチに憑依されていたかもしれないという話。 - onoesanと猫と保育となんやかんや。 ふたつめは熱帯魚だ。 魚…

トラキチに憑依されていたかもしれないという話。

その折々で起きるマイブームというのがある。 ビールの自家醸造だったり(酒税法を遵守し度数は1%未満)、国内外のマラソン大会への参加だったり、部屋一面を埋める観葉植物だったり、色々のめり込んでは飽きるを繰り返してきた。 体力気力、それに時間がな…

猫のゴロゴロ。

猫がソファーの上に寝そべりゴロゴロと喉を鳴らしているのを見つけると、心の底から幸せな気持ちになる。 今やすっかり聴き慣れたこの音は、この15年間、心の安寧を保つことに大きく貢献してくれている。 猫を飼い始めるまでは、かろうじて触ったことがある…

なんでも美味しく頂きたいという話。

アラフィフになるまで「朝は食欲が湧かない」というのが、どういう感じなのかまったくわからなかった。 それまでは、朝からカレーライスだろうが、スキヤキだろうが、餃子だろうが、おいしく堪能してきた。 朝もおいしいし、船内でも機内でもおいしい。 船や…

保育園で。粉ミルクなら何だっていいわけじゃない、という話。

※これはあくまで私の体験談をベースとした話です。保育方法をはじめとする諸々は保育園によって千差万別です。 乳児さんが保育園に入る時にネックになりがちなのが、完全母乳による育児。 産後数ヶ月での入園を希望する親御さんは、出産前から共働きを前提に…

新車に色々葛藤する話。

先週、思いがけず有料道路に乗る機会があった。スーパーからの帰り道で有料道路に乗ってしまった話。 - onoesanと猫と保育となんやかんや。 普段は有料道路を使う機会はほとんどない。 だから、先月我が家にやってきたばかりの新車にとって、それは初めての…

保育園で。年度終わりの1日。

※これはあくまで私の体験談をベースとした話です。保育方法をはじめとする諸々は保育園によって千差万別です。 3月31日の保育園は、バタついている。 幼稚園と違って春休みという猶予期間がないため、早替わりの舞台裏のように大わらわな1日となる。 勤めて…

感動の涙っていいよね、という話。

先日、中学校から帰宅したムスコが嬉しそうに言った。 「大成功!」 何が大成功かと言うと、担任の先生を泣かせることに大成功したらしい。 その日は終業式で、卒業式ではないのだけれど、1年間お世話になった担任の先生に子どもたちがこっそり色々仕込んで…

スーパーからの帰り道で有料道路に乗ってしまった話。

自分ってなんでこうなんだろう…と、落ち込むことは、きっと誰にだってあるはず。 でもここまでのアホはきっと私だけだよ…と、日もとっぷり暮れた、少しひなびた有料道路で1人、運転しながらやさぐれた。 今頃、私以外の主婦はみんな夕食の支度をしているに決…

一穂ミチ「光のとこにいてね」を一気読みした。

直木賞候補作で本屋大賞にノミネートされている一穂ミチの「光のとこにいてね」を一気読みした。 普段は、分厚い本を下手に読み始めて止められなくなってしまったら家族と猫たちにとても迷惑だし、寄る年波で体力的に気絶しそうになる。 それを回避するため…

センパイたちに感謝したのだった。

ヒトに自慢できる唯一の能力だった「視力」が、老化ですっかりダメになってしまった。 その事実を先日の健康診断で突きつけられたのだった。老いる楽しみが欲しいという話。 - onoesanとなんやかんや。 もはやヒトに誇れるような良いところなど何一つない、…

熱い関係ソレゾレ。

最近つくづく、ルナと私は熱いな、と思っている。もう、ほとんど付き合っている。 朝、出発する時の別れがたまらなく辛い。 私が出発する頃、彼女はひととおりの欲求を満たし、再度ベッドに横たわり二度寝を楽しんでいる。 すべての欲求を満たした後だから、…

サラバ、田中。

庭に、アンガールズの田中そっくりの木が生えている。 それを今日、半分に切った。 ヒョロ高く、細い枝が四方八方にビョンビョンと伸び散らかしていて、ちょっとした風にもフラフラと踊る。 一昨年の春、"蜜蜂の分蜂"の知識がなかったばかりに丸裸にしてしま…

たまご、ぽとん。

天井から子ネズミが落ちてきても見かけたらすぐに、丸めた新聞紙で息の根を止めなければならない生命体に遭遇してもかなり冷静に対応して生活している。侵入者3・落ちて来た子ども - onoesanと猫と保育となんやかんや。保育園で。保育園にいるのは大体つまめ…

今だから話せるという話。

特別お題「今だから話せること」 約半世紀前。なので今だから話せること。 あの頃の私は、幼稚園から帰ると決まってサッちゃんとテルちゃんと遊んでいた。 本当はサッちゃんと2人で遊びたかったけれど、サッちゃんのおウチの前には鎖で繋がれたビーグル犬が…

町内清掃に行ったけれど終わっていたという話。

この前の日曜は、朝から近所の神社とその隣の公園を清掃する、町内会の当番の日だった。 事前に配られたプリントで時間を確認して、集合時間の9時に着くように家を出た。 公園に近づくと、既にたくさんの人の声が聞こえる。 (え?まだ9時前だけど?) 慌て…

PTA活動もムズカシイ…という話。

先日、中学校で今年度最後のPTA会議があった。 最後なので1人ずつ順番に感想を述べていく。 謝恩会係の委員長さんだった。 同調圧力への反発心がヒトよりやや強めの私のアンテナに引っかかる発言をした。 「わたしたち謝恩会係はすごく仲良くなって、 チーム…

床を掃除して悦に入る話。

自慢話をするヒトは嫌われる。 わかっている。 わかっているけれど、ひとまず多めに見てもらいたい。 あー自慢話ブログか、ひらいて損した…と、きっと思われる。だって自慢話だから。すみません。 あーでもムリ。黙ってなんかいられない。 誰かに聞いてもら…

至福の時間は人それぞれだという話。

何をしている時間が1番好きか。 自分を甘やかしている時間も相当大好きだが、この時期はもう、あれしかない。 呆れ返られてしまうことを承知の上で告白すると、この時期は長毛の飼い猫"ルナ"の毛玉をチマチマとほぐしている時間が1番幸せだ。 冬の終わり頃か…

言ってはいけない 嬉しすぎる真実

ちょっとしたジレンマに陥っている今日この頃だ。 そもそもブログを始めた最大の目的は、飼い猫のコトを書きたかったからだ。 本当だったら、ウチの飼い猫は年寄りで病気ばっかりでお世話がけっこう大変!でも色々と工夫してお世話しちゃってます…ちょっと写…

みんチャレ初心者。1か月が経ったという話。

"顔も素性もわからない5人のヒトたちが集まって、同じ目標に向かって毎日励まし合う。"という習慣化アプリ「みんチャレ」に参加してちょうど1か月が経った。 入ったのは"何でも良いから毎日運動しよう"的な健康改善が目的のチームだ。仲間意識はムズカシイと…

みんな1人部屋になったという話。

世間的には相当出遅れた。 が、先週末、とうとう中学1年生の息子に1人部屋を与えたのだった。 息子が骨折したことで、学校生活を垣間見る機会ができ、もはや父親の隣でくっついて寝ている場合ではないことに遅まきながら気づいたからだ。週末は部屋を引っ越…

老いる楽しみが欲しいという話。

チビデブおばさんは地味に歩を進めている。 先週受けた健康診断で、腹囲を測ってくれた看護師さんは、 「成長しましたね」 そう言ってニッコリ笑った。 これは主人に、主人の20代の頃の体重を超えてしまったことを告白した時の 「おめでとう」 と、少し響き…

指導教官が乗っていたという話。

犯罪歴は多分ない。 交通安全協会には入っていないけれど、自分としてはボチボチ善良な市民だと思っている。 どのくらい善良かと言うと、ごみネットは自分が当番じゃなくても片付けている。 そのくらい善良である。 若い頃に一度、酔っ払って自転車に乗って…