一穂ミチ「光のとこにいてね」を一気読みした。

直木賞候補作で本屋大賞にノミネートされている一穂ミチの「光のとこにいてね」を一気読みした。 普段は、分厚い本を下手に読み始めて止められなくなってしまったら家族と猫たちにとても迷惑だし、寄る年波で体力的に気絶しそうになる。 それを回避するため…

センパイたちに感謝したのだった。

ヒトに自慢できる唯一の能力だった「視力」が、老化ですっかりダメになってしまった。 その事実を先日の健康診断で突きつけられたのだった。老いる楽しみが欲しいという話。 - onoesanとなんやかんや。 もはやヒトに誇れるような良いところなど何一つない、…

熱い関係ソレゾレ。

最近つくづく、ルナと私は熱いな、と思っている。もう、ほとんど付き合っている。 朝、出発する時の別れがたまらなく辛い。 私が出発する頃、彼女はひととおりの欲求を満たし、再度ベッドに横たわり二度寝を楽しんでいる。 すべての欲求を満たした後だから、…

サラバ、田中。

庭に、アンガールズの田中そっくりの木が生えている。 それを今日、半分に切った。 ヒョロ高く、細い枝が四方八方にビョンビョンと伸び散らかしていて、ちょっとした風にもフラフラと踊る。 一昨年の春、"蜜蜂の分蜂"の知識がなかったばかりに丸裸にしてしま…

たまご、ぽとん。

天井から子ネズミが落ちてきても見かけたらすぐに、丸めた新聞紙で息の根を止めなければならない生命体に遭遇してもかなり冷静に対応して生活している。侵入者3・落ちて来た子ども - onoesanと猫と保育となんやかんや。保育園で。保育園にいるのは大体つまめ…

今だから話せるという話。

特別お題「今だから話せること」 約半世紀前。なので今だから話せること。 あの頃の私は、幼稚園から帰ると決まってサッちゃんとテルちゃんと遊んでいた。 本当はサッちゃんと2人で遊びたかったけれど、サッちゃんのおウチの前には鎖で繋がれたビーグル犬が…

町内清掃に行ったけれど終わっていたという話。

この前の日曜は、朝から近所の神社とその隣の公園を清掃する、町内会の当番の日だった。 事前に配られたプリントで時間を確認して、集合時間の9時に着くように家を出た。 公園に近づくと、既にたくさんの人の声が聞こえる。 (え?まだ9時前だけど?) 慌て…

PTA活動もムズカシイ…という話。

先日、中学校で今年度最後のPTA会議があった。 最後なので1人ずつ順番に感想を述べていく。 謝恩会係の委員長さんだった。 同調圧力への反発心がヒトよりやや強めの私のアンテナに引っかかる発言をした。 「わたしたち謝恩会係はすごく仲良くなって、 チーム…

床を掃除して悦に入る話。

自慢話をするヒトは嫌われる。 わかっている。 わかっているけれど、ひとまず多めに見てもらいたい。 あー自慢話ブログか、ひらいて損した…と、きっと思われる。だって自慢話だから。すみません。 あーでもムリ。黙ってなんかいられない。 誰かに聞いてもら…

至福の時間は人それぞれだという話。

何をしている時間が1番好きか。 自分を甘やかしている時間も相当大好きだが、この時期はもう、あれしかない。 呆れ返られてしまうことを承知の上で告白すると、この時期は長毛の飼い猫"ルナ"の毛玉をチマチマとほぐしている時間が1番幸せだ。 冬の終わり頃か…

言ってはいけない 嬉しすぎる真実

ちょっとしたジレンマに陥っている今日この頃だ。 そもそもブログを始めた最大の目的は、飼い猫のコトを書きたかったからだ。 本当だったら、ウチの飼い猫は年寄りで病気ばっかりでお世話がけっこう大変!でも色々と工夫してお世話しちゃってます…ちょっと写…

みんチャレ初心者。1か月が経ったという話。

"顔も素性もわからない5人のヒトたちが集まって、同じ目標に向かって毎日励まし合う。"という習慣化アプリ「みんチャレ」に参加してちょうど1か月が経った。 入ったのは"何でも良いから毎日運動しよう"的な健康改善が目的のチームだ。仲間意識はムズカシイと…

みんな1人部屋になったという話。

世間的には相当出遅れた。 が、先週末、とうとう中学1年生の息子に1人部屋を与えたのだった。 息子が骨折したことで、学校生活を垣間見る機会ができ、もはや父親の隣でくっついて寝ている場合ではないことに遅まきながら気づいたからだ。週末は部屋を引っ越…

老いる楽しみが欲しいという話。

チビデブおばさんは地味に歩を進めている。 先週受けた健康診断で、腹囲を測ってくれた看護師さんは、 「成長しましたね」 そう言ってニッコリ笑った。 これは主人に、主人の20代の頃の体重を超えてしまったことを告白した時の 「おめでとう」 と、少し響き…

指導教官が乗っていたという話。

犯罪歴は多分ない。 交通安全協会には入っていないけれど、自分としてはボチボチ善良な市民だと思っている。 どのくらい善良かと言うと、ごみネットは自分が当番じゃなくても片付けている。 そのくらい善良である。 若い頃に一度、酔っ払って自転車に乗って…

保育園で。カレーが大好きなトモちゃんの話。

風が強く吹いていようが、花粉が大量に飛散していようが、いよいよ腰痛が我慢できないレベルに達しつつあろうが、晴れていればお散歩に出発する。 行かないと主任に怒られるからとか、がっつりお昼寝してもらってキチンと休憩をとりたいからではない。 お子…

春の敵キャラ3選!〜猫を飼っている(古い)戸建てに住む主婦編〜

よく○○選!と冠したお役立ち情報がポチれポチれボタンと共に載っていますが、まったく誰の役にも立たない3選をムダに列挙させて頂きたいと思います。 春の敵キャラ3選 〜猫を飼っている(古い)戸建てに住む主婦編〜 どんな時に春の兆しを感じるかは、人それ…

保育園で。すべて記入するハナちゃんのママの話。

最近一気におしゃべりが上手になった2才のハナちゃん。 保育園での出来事を、毎日おうちでたくさん話すようになった。 おしゃべりが上手になったことが嬉しいし、保育園の様子が気になるママは、おうちに帰ってからハナちゃんのお話に真剣に耳を傾けているよ…

節制がムズカシイという話。

腰痛を緩和するためには体重を減らすことも大切なのに、ちっともうまくいかない。 私はガマンしようと思っているのに、私の中に1月10日に出現してしまったチビデブおばさんが、食いたい食いたい、食わないと私が消えてしまう…と、焦って何でも飲み込もうとす…

番台のオジサンの話。

今朝、何気なくテレビを点けたところ、物価高の影響で銭湯の料金が上がるかもしれないというニュースをやっていた。 今は、1回500円なのだそうだ。 あー、物価ってやっぱりエゲツなく上がっている。客はもとより、経営者はさぞかし大変な思いをしていること…

老猫2匹のトイレの場所を移動した話。

天に星 地には花 思春期の男子に1人部屋を ムスコに部屋を明け渡すことに決めた。 キッカケは骨折だ。 骨折したために、中学校まで送迎することになり、そこで初めて、 ーもはや、おとーさんとベッドをくっ付けて、お隣で寝かせているお年頃ではとっくにない…

保育園で。卒園間近のカナトくんに会った話。

澄み切った空に、蕾を付けて春の開花に備えている木々を感じながらお散歩に出発した。 保育園はすでに卒園式というゴールに向かってまっすぐ進んでいる。 保育士たちも心の準備を進めている。 1日1日を大切に、味わって過ごす。 これだけ濃密に同じ空間で同…

保育園で。ダイちゃんのように歩こうと思った話。

先日骨折してしまったダイちゃんの左足は、相変わらず包帯でグルグル巻きだ。外に出る時には汚れないようにゴミ袋をかぶせてガムテープで留めている。保育園で。骨折が痛いことはまだ知らない、という話。 - onoesanと猫と保育となんやかんや。お尻で歩くの…

納車日に色々葛藤したという話。

腰が引けているし、怖気付いている。正直な今の心境だ。どのくらい怖気付いているかというと、初めて老猫の口の中にクスリを放り込まなければならなくなった時くらいである。十一、ネコに錠剤。 - onoesanと猫と保育となんやかんや。そんな私のキモチも知ら…

名前を変えたら文句が増えたという話。

「日中には暖かくなるでしょう。」昨夜、NHKのお天気キャスターが言ったとおりだった。「暖かい」という言葉に反応し過ぎてしまったけれど、朝はいつもどおりの寒さだった。 寒いけれど、朝一番で骨折したムスコを整形外科に連れて行くため、バタバタと身支…

仲間意識はムズカシイという話。

読んでくれる方がいたからブログを頑張って続けてこられました…と、読者登録した方のブログに書いてあった。 本当にその通りだと思う。 記事を公開している人は、ほとんど皆さんそうかもしれない。 誰かが見ていてくれると思うと頑張れる、という側面は本当…

ブログサーフィンで夜が更けた話。

昨夜ははてなブログにログインして、読者登録しているブログを改めて読み始めたら、うっかり夢中になって熟読してしまった。それでも足りず、初めて"探す"ボタンを発見して、そこから検索をしてみたり、"コメント"というところが赤くなっているのを見つけて…

保育園で。骨折が痛いことはまだ知らない、という話。

節分をテキトーにやったことが神様にバレてしまったのは、どうやら我が家だけではなかったのかもしれない。来年の節分はしっかりやろうと思った話。 - onoesanと猫と保育となんやかんや。 登園してきた2才のダイちゃんの左足は、包帯でグルグル巻きにされて…

来年の節分はしっかりやろうと思った話。

節分の日を勝手にずらした上、北北東に向かって恵方巻きを食べたことが神様にバレてしまったのかもしれない。節分がとても地味だった話。 - onoesanと猫と保育となんやかんや。インフルエンザの出席停止が明け、意気揚々とサッカーの練習に出かけたムスコが…

掛け算は確かに大切だけど、という話。

数年前に珍しく雪が積もった時、ちょうどインフルエンザに罹患していたムスコは外に出ることができなかった。 まだ小学生だった彼は、泣いて泣いて、出席停止期間が明けるのを待って、跳ねるように外に飛び出していった。 すでに半分は土で黒くなった雪の上…